ICO トリップメーター
季節モノということで、ICOのホームページにリンクします。ラリー用トリップメーターといえば、このICO、それからツアラテックのIMOメーターが一般的ですが、ICOはKTMファクトリーチームも使っているデファクトスタンダードです。ぼくも、ずーっとICOの赤い、古いタイプのものを、1999年から使っています。国内外のラリーでかれこれ10回は使っていますが、たった一個の固体で、一度も壊れたこともなければ交換したこともありません。ですが、一方では、毎回のように壊れて交換しているという人もいるので、その信頼性、耐久性をどう判断していいのか、まったくわかりません。ぼくはいつも一個だけつけているのですが、これはどうも非常識のようです。国内ラリーは大半がリエゾンなので、メーターが壊れたところで、即、成績に影響するというわけではありませんが、大陸のラリーはほとんどがSSなので、メーターがお陀仏のお亡くなりになると、シオシオのパーです、おじゃんになるわけです。300万円の投資とのバランスを考えると、ICO×1ケをケチるのはオバカです。KTMのファクトリーチームに限らず、ICOをダブルで、センサー系も2系統で装備するのは、当然ですね。ICOの取り付け位置は非常に重要です。コマ図の距離が記載されている場所から、できるだけ視線移動せずに済む場所にICOは取り付けられるべきです。もちろん、ナビ機器全体が、地平線からあまり下っていないことが前提です。わずかな視線の移動距離の違いが、高速走行時の危険度の差となり、ナビケージョンの質の差となり、トータルでの大きなタイム差になります。速いライダーほど、その部分に慎重です。国内ラリーは、ほとんど林道のSSで、たいして大きな差にならないと思うかもしれませんが、平坦な砂漠と違って、荒れた路面やカーブなど、視認しなければならない障害物に対する相対速度が高いので、コマ図やメーターを見ることができる時間は大陸以上に限られます。しかも、SSのトータル時間が短いですから、一回、数秒、十数秒のミスコースでもけっこうリザルトに響きます。やっぱりナビゲーションは重要なのです。
