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2010のYZ450F 「YZ Power Tuner」

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2010 YZ450Fのプレス試乗会から
フューエルインジェクションになったYZ450Fは、ノートブックパソコン用のソフトではなく、付属の携帯型のコンパクトなセッティングツールによってセッティング変更が可能になっています。乾電池で駆動するハードウェアなので、電源も不要。かさばるパソコンの持ち運びも不要だし、そもそもパソコンは苦手という人にも便利と思います。セッティングは、燃料噴射量と点火時期を、スロットル開度・エンジン回転数に応じて調整します。エンジンのパワーキャラクターは、点火時期によって大きく変化するようで、その調整によってかなり幅の広いセッティングが可能になっているようです。

ぼくたちは、当然、エンデューロ・クロスカントリー向きにどこまで適応できるかに興味があるわけです。YZ450Fのスタンダードのパワーキャラクターは、極低回転のレスポンスがすごく敏感で、コーナーワーク、ジャンプに合わせてのパワーデリバリーが自由自在という感じである反面、タイトなウッズなどではこのパワーの出方がギクシャク感につながるかもしれないと思いました。そこで、このコンピュータのセッティングだけでどこまでエンデューロ向きにキャラクターを変化させることができるのか、ということを試させてもらいました。「YZ Power Tuner」にはいくつかの標準的なポジションがプリセットさせていて、まずはそこからテスト。さらに、通常ではありえないほどパワーを殺したセットなどもテストさせてもらいました。結果はかなり好感触。かなり幅広い選択が可能ということがわかりました。キャブレター式であればそもそもセッティング変更にすごく時間がかかりますが、「YZ Power Tuner」では、マシンが走っている間に次の試したいセッティングを作っておき、ピットインした時にそのデータをマシンに送信するだけです。また、どんなセットにしても調子を崩して走らなくなるこということがないようです(自動補正機能)。  ●写真は太田幸仁
  

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