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2010年のダカールに参戦するKTM

ダカールラリーの主催者であるASOによる、突然のルール変更(プロライダーによる450ccオーバーマシンの段階的な廃止。2010年は吸気リストラクターの義務付け)を受け、これまでダカールラリーそのものに大きな貢献をしてきたと自負するKTMは、すぐさま2010年のファクトリーチーム参戦の取りやめを宣言。ASOとKTMの関係には大きな溝ができた。その後、KTMは2輪エントラントの過半数を占めるKTMカスタマーのためにサポートトラックを走らせることを発表、続いて"プライベーターとして参加する"マルク・コマとシリル・デプレをサポートする形で参戦することも発表した。小規模ではあるが、事実上のファクトリーチームとしての参戦とも受け取れるが、このほどKTMは、今回の参戦について改めて公式発表を行った。 ASOの狙いは、段階的に450cc超のラリーマシンを制限することで、KTMの支配的な状況を清算し、多くのチームにチャンス、またプライベーターにもチャンスを与えることで、ラリーへの興味を取り戻すことにあると見て間違いないだろう。その意味では、すでにこの狙いは成功しているともいえるが、一方、確かにここ数年のダカールラリーの立役者であったKTMにとって、その主力である660ラリー、690ラリーという機種を鉄くずにしかねない突然のルール変更は、依然、承服できるものではないだろう。今年のラリーは、リストラクター付の690ラリーと、フルパワー450ccマシンとの戦いになるのだろうか。

以下プレスリリースより

KTMスポーツモーターサイクルAGのマネージングディレクター、ステファン・ピエラのコメント。「これまでKTMがラリーというスポーツを定義してきたと言っても過言ではありません。KTMと同レベルのプレゼンスを示したメーカーは、いまだかつて存在しません。KTM 690 Rallyのデザインや基本構造には、"Ready to Race"のスローガンが余すところなく具現化されています。多数の有力ライダーやプライベーターがKTMを選んでいると同時に、弊社はKTMユーザーにサービスを提供します。これは弊社への信念の現れであり、同時に弊社は果たすべきコミットメントを遂行します」。

シリル・デプレのコメント
「エアリストリクターで吸気量を制限することはできるだろうが、我々の経験やプロフェッショナリズム、勝ちたいと思う気持ちにリストリクターを付けることはできない。KTM 690 Rallyを選んだのは、純粋にダカールラリーを制したいからだ!」  シリル兄さん、ステキ。

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