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2010~2011

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皆様2010年も本当にありがとうございました。BIGTANKは、今年創刊から150号目を発行する年にもなりました。ほそぼそとして、まさに風が吹けば飛んでしまうような出版活動ですが、皆さんのおかげでなんとか続けていくことができます。今後は、いくらか形態を変化させていくことにもなると思いますが、どうかおつきあいをいただけますようお願いいたします! 特に、電子出版の流れにはある程度呼応していくことも、手に取りやすさ、読みやすさのためには必要になってくるとも思っています。またそうしたご要望も少なくないことから、2011年には、なんらかの形で電子出版に着手する計画です。これまで同様のペーパーメディアとしての出版とあわせて、どうかよろしくお願いいたします。

さて、2010年の取材活動は、2月の北イタリア=ハスクバーナ社の訪問、エクストリームイベントの嚆矢のひとつであるヘルズゲートのライダー密着取材から始まりました。折りしもBMW傘下の法人として勢いを増している老舗ブランドのハスキー、そして流行のエクストリームイベントの現場、さらに気鋭のライダー(コリー・グラフアンダー)が、そのレースにどのように取り組んでいるのか、すべてを肌で感じることのできる有意義な取材となりました。また、5月には最先端であり最高峰のイベント、エンデューロ世界選手権イタリアGP、そして締めくくりは11月のISDEメキシコ大会。ISDEを訪れるのは数年ぶりでしたが、あらためて、ISDEというイベントが持つ普遍の価値を確認することができ、これも素晴らしい経験となりました。もりだくさん、そして駆け足のシーズンで、未だ、それらを総括することができずにいます。

しかし、なんといってもISDE=シックスデイズエンデューロです。流行のイベント。プロが活躍する華やかな舞台としてのエンデューロ世界選手権。あるいはインドアエンデューロというものもあります。ですが、そのいずれも、シックスデイズの価値の前には、小さなものです。ぼくにはそう思えます。それは日本のアマチュアライダーが楽しむ、小さなイベントにも同様に言えることです。選手権もあります、メジャーなシリーズ戦もあります、またショーアップされたイベントも、今年の後半にはRide is Lifeという素晴らしいイベントが実施されました。そのどれも、素晴らしく価値のあるものです。でも、もっともっと大切で価値のあることがあります。それは、ぼくたちが、普通に日曜日にバイクに乗って楽しめることです。すべてはそこからはじまり、誰もがきっとそこに戻ってきます。ISDEとは、ひとつのイベントに過ぎませんが、その中には、そうした日曜日を楽しむごく普通のライダーの精神が詰まっています。ともすると、見た目の華やかさや、面白おかしいことに気をとられてしまうものですが、本当に大切にすべきことは何か、ということを、ISDEは教えてくれるような気がします。BIGTANKは、本当にちっぽけな出版であまりたくさんのことを伝えることはできませんが、できることならば、ISDEに見ることができるようなアマチュアライダーのエンデューロ的な精神を探っていくことができるようがんばっていきたいと思います。

2011もどうぞよろしくお願いいたします。

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