2009年~印象に残ったマシン
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サンシャイントライアルが個人的なEvent of the Year 2009だとするならば、エンデューロマシンではなにがそんな感じだったかというと、このマシン。ApriliaのVツイン、RXV450 メリマンレプリカです。「Vツインなんかで勝てるわけはない」。重量、大きさ、パワー特性、どう考えても有利なところが見られないVツインを駆り、WECのデビューシーズンから苦戦続き、しかし2008シーズンには、たて続けにポディウムを獲得、しかも後半戦では強豪を押しのけて優勝して見せたライダー、ステェファン・メリマンとアプリリアファクトリーチーム。その苦心と情熱のすべてが注ぎ込まれたマシン。試乗しての第一印象は「ファクトリーチームってすごいんだなぁ」ということ。シングルエンジンほどではないもののすごく軽く、エンジンはVツインのパルスが上手にトラクション結び付けられるようチューニングされていました。サスペンションの質の高さは言うまでもなく、なるほど、ここまで仕上がっているなら、あるいはメリマンなら勝っても不思議じゃないなぁ、と思いました。速く、楽しいマシンはほかにもいろいろありますが「機械と人間のスポーツ」という意味で、モータースポーツの真骨頂を見せてくれた、このマシンを推したいです。
取材協力は、このマシンを取り扱うアブソリュート、そして幸運なこのマシンのオーナーです。
